About SealSkinz シールスキンズについて
必要性こそが発明の母である。シールスキンズは、必要性から生まれた創造物である。 必要性こそが始まりであり終着点である。アウトドアの過酷な自然環境に対抗するために、寒さや湿った環境に打ち勝つために、行動を継続しやり遂げるために、そして守るために・・・
アウトドアにおけるアキレス腱(弱点)、それはまさにアキレス腱であり、足であり、頭であり、耳や指先、足のつま先・・等々、傷つきやすい部位であり、まさに保護が必要なところです。
この必要性がシールスキンズ = 3層構造のソックス(肌を濡らさず暖かく快適に保つ)を生み出し、それに続き同じ構造の帽子、グローグが生まれました。
シールスキンズのソックス、グローブ、帽子は、100%完全防水・優れた透湿性・伸縮性の3要素を併せもったユニークな商品です。 いかなる気象条件下でも、また水濡れの可能性のある厳しい環境下でも、手・足・頭を濡らさず、常にドライに暖かく快適に保ちます。
私達はすべての製造過程において妥協は許しません。 デザインにおいても厳しい環境で使われる製品であることを想定し、数多くの冒険家や各界のスペシャリスト、また警察などにも豊富なネットワークをもち、彼らからのフィードバックを基に製品をデザインします。これが私達を業界最高峰のメーカーにとどめてくれている所以です。
シールスキンズは、企業という以上に、確固たる執念
いかなる天候下においても・自然環境下においても、またアウトドアのいかなる活動においても、更に遠くへ、更に長く、その活動を継続できるようにするための製品を開発し提供することを目的とする
でまとまった才能の集団であります。
何より、当社スタッフは全員がアウトドア好きばかり。今後も昨今の予測不能な気象状況への理解を深めつつ、更にお客様の必要性に見合った製品の開発・提供を続けて参ります。
How the concept was born シールスキンズの歴史
世界のどこかで必ず雨が降っている!
つまり、誰でもいつかは足を濡らすことになってしまうということ。仕事で出かけるとき、スポーツに没頭しているとき、あるいは家族と一緒に水溜りをびしゃびしゃ言わせながら歩いているとき……。 雨降りの中での外出も、ときにはとても楽しいものです。
でも、雨降り用の身なりをしていないと、濡れたり冷たい思いをしたり、折角の楽しいひと時も惨めな結果になってしまいます。特に頭、手、そして足が一番それを実感するのではないでしょうか。
シールスキンズは、この日常における極めて根本的な問題を解決する製品を開発し、ビジネスを始めました。「気候条件がどうであれ、最後までやり続ける」というイギリス人らしい気概を胸にして。
シールスキンズのストーリー
シールスキンズの防水ソックスは、初期テレビの発明者として知られるスコットランド人発明家、ジョン・ロジー・ベアードについてのテレビ・ドキュメンタリーからヒントを得て生まれました。血流が悪いせいで冷え性に悩まされていたベアードは、足を乾いた状態に保つために、二層からなるソックスを発明しました。このソックスにはホウ砂を浸み込ませた綿のライニングが施されていて、これが水分をはじいて足を温かく、乾いた状態に保ったのです。さらなる温かさを追求するためにアウターも綿で作られていました。このソックスは、大成功を収めました。
歩くことが大好きなシールスキンズの優秀な技術者も、ウォーキング時に足と耳が冷たく濡れてしまうことに悩まされていたため、あまり長く歩くことができずに家に帰るはめになっていました。本当は誰よりも朝早く家を出て、誰よりも遅く帰ってきたいくらいウォーキングが好きだったのです。 そこで彼はマルチ・レイヤーのアイデアを受け継いで、最新の材料を使った素晴らしい防水ソックスを開発しました。何ヵ月もかけて試行錯誤し、何回もテストと改良を重ねた結果、三層構造の優れた防水ソックスが出来上がり特許を得ることができました。そしてその誕生から数年後には、技術的に最も優れたアウトドア製品の一つとして知られることとなったのです。
1914
スコットランド人発明家のジョン・ロジー・ベアードが、第一次世界大戦の軍隊を塹壕足炎から守るために防水ソックスを発明。ベアードは巨万の富を得てカリブ諸島に隠居、テレビを発明する。
1988
シールスキンズ・オリジナルのぴったりフィット防水ソックスの着想を、ジョン・ロジー・ベアードについてのテレビ・ドキュメンタリーから得る。
1999
まず「Porelle Drys」タイプを開発、その後3種類に増えたユニークな製造プロセスに関して特許を申請。英国とヨーロッパで事業展開を開始する。
2001
ぴったりフィットする防水ニット・グローブを発売。
2002
一万足のソックスを販売し、市場を確かなものとする。
2004
初めて見本市に参加し、まだ進むべき険しい道のりがあることに気づく。初のカットソー手袋を発売。
2006
英国国内100以上の店舗で製品を展開。
2007
マネジメント・バイアウトを経て、シールスキンズは熱意に燃える28名のスタッフを擁した非公開会社となる。
2008
新たに防水手袋と帽子を加えた22種類の製品を展開。新しい工場に移転。
2009
英国国内1000店舗以上での展開に続き、海外市場の開拓を始める。スタッフ数は45名となり、年間15万足超のソックスを販売。
ベン・フォーグルとジェームス・クラックネルが南極探検のトレーニングにシールスキンズを使用。
ワールド・ヨット・レースのボルボ・テレフォニカ・チームと、コルナゴ・プロサイクリング・チームに製品を提供。
2010
プレミアム・パフォーマンスの手袋をアウトドア、サイクリング、乗馬マーケットに向けて販売。業績を順調に伸ばし、英国国内の全ての大手ハイストリート・アウトドアおよびサイクリング小売チェーン、独立系専門店にて製品を展開。英陸軍と契約。世界25ヵ国以上に製品を卸し、ヨーロッパ全土で売上を伸ばす。
現在
手や足を快適な状態に保つための最高の製品を作り出すことに情熱を傾ける、70名からなるチームを擁する実力派英企業としての地位を確立。これも天候をつねに気にするイギリス人らしいアイデアから出発したものと言える。現在も犬の散歩からサイクリング、マウンテン・バイク、乗馬、セーリング、サーフィン、フェスティバル、さらにホッケーやサッカーなどのフィールド・スポーツまで、シールスキンズのスタッフたちは様々なスポーツや趣味に参加し、どんな天気でも誰もが長時間アウトドア活動を満喫できるようにと努力を重ねる日々を送っている。